CADオペレーターという働き方について

 

みなさんこんばんは☺️

今日は筆者の職業「図面やさん」こと

CADオペレーターってどんな仕事?

という内容の記事を書いていこうと思います😎

 

❓まずはCADとはなんぞや

多分同業種の方たち以外はこのCADってなあに?という感じだと思うので軽く説明すると「図面制作ソフト」です。

昔はドラフター(ドリフターズじゃないよ😏)という大きな画板のようなものの上に紙を敷いて鉛筆や定規を使って図面を書くのが主流でした。

しかしここ数年のITの発展とともに、パソコンが普及してそれに伴い図面業界もソフトをつかい作図するというのが主流になりました。

 

❓CADにも種類はあるのか

もちろんあります。CADとはいえど描く図面の内容ごとにそれぞれ特化したソフトを使って図面を書く感じになります。

和食では箸、洋食ではフォークやナイフを使うのと一緒の感覚ですね(例え方合ってるか不安になってきた…(^◇^;))

 

私の知っているCADソフトと

用途は下記の通りです。

①建築(建物を作る人達)

 →Auto CAD/jwCAD など

②電気や空調設備

 →T-fasなど

③機械関係

 →Auto CAD mechanicalなどなど

 

こんなに覚える必要もありませんが色々なソフトが使えるようになるとお仕事の幅もぐんと広がるのでチャレンジする機会があれば本などを買って覚えてみるのもおすすめです😁

 

❓本題CADオペレーターってどんな仕事

さて次は本題ですがCADオペレーターの仕事はざっくり言って仕舞えば、業界にもよりますが監督や上司に指示された赤図をしっかりそれどおりかきあげる仕事です😮

 

なんだめっちゃ楽じゃん!と思われるかもしれませんが、行った職場次第では楽なところもあるしそうでないところもあります。

 

これについて大きく関わるのが雇用形態。

 

派遣社員の場合ですと契約内容以外の仕事は基本的にしてはいけないルールが存在するためやる仕事が一貫していることが多いのですが正社員やそれに近いポジションですと中々そうもいかず自分のキャパより上の設計や施工に近い内容をやることになってしまうことが多い印象でした。

 

❓給料はどのくらいもらえるの

さて問題のお給料ですが、私実は正社員でも派遣社員でも図面やさんの経験があるので素直に書かせていただくと正直な話…。

学歴がある人は正社員で雇ってもらう方が儲かりますし学歴がない人については断然派遣社員の方がコスパはいいです。あくまで私見ですが…

 

なぜか。

 

それはまだ業界が学歴重視だからです。

 

私の場合最終学歴商業高校卒なので未経験。

そんな私の場合大体正規非正規の雇用賃金は下記の通りでした。

①正社員→額面19万円

②無期雇用型正社員→額面25万円

派遣社員→時給1800円

 

一般的に③の場合の賃金は未経験や経験が浅い人でも1700円以上が多く、さらに3DCADソフトが扱えたりすると時給は2000円以上に跳ね上がったり等々…

 

これもその人個人の学歴がきちんとあれば正社員でも良いお給料をもらえるのですが私個人的には全然派遣社員で十分潤った生活を送れていました(^◇^;)

 

何よりプライベートに時間をしっかり当てられていましたからね。

 

自分の学生時代努力した裁量と現実の理想を天秤にかけた上でちょうど良い生活水準あたりを目指していければ良いのではないでしょうか。

 

❓どんな人が職場に多いのか

一言で言えば『変わっている人』か『めっちゃ変わっている人』の2択だと思っています🤣 これもまた個人の意見にはなってしまうのですが大体過半数の会社がまだ昭和カラーを残していることが多いので年上に好かれやすいタイプは長続きできると思います。

あとは大体少し個性が強くないと生き残れない業界なのでいい意味でも悪い意味でも変わった人や不思議な人が居ることが多いです。

ある意味毎日新鮮な感じを味わえますが、本当にコミュニケーション能力や素直さ、忍耐力がないと続かない業界なのもまた事実です。

 

❓将来性はあるのか

CADオペレーターだけに焦点を当てるとまだ十数年は需要があるのかなと思いますがそれも今いるご高齢の世代が引退をしたら大体は普通にCADを触れる施工管理の人が増えてくるのではないかと思っています。

和食と洋食で例えた通り、あくまでCADは図面を描くためのお箸の持ち方のようなもので料理の作り方というわけではないんですよね。仕事としては現場のことがわかる人かつ図面を書ける人の方が需要は高いと思っています。

ただ現状まだまだCADの扱いが苦手な人が業界に多かったり施工管理のひとたちの仕事量が多いため代わりに図面を書く人が必要なのも事実だったりします。

業界自体が高齢化しているので図面かける人自体にはしばらく需要はあるのではないでしょうか。

 

ただこのコロナ渦で東京五輪もどうなるかわからない状況。建築業界、もとい図面を書く人たちへの打撃も大なり小なりあったと思います。

 

ただものづくりの業界自体は人が居る限りは無くならないと思うのでこのコロナ禍を利用して他のオペレーターさんたちと自分を差別化するために3D図面の書き方なんかを覚えたり専門性のより高い解析の技術なんかも自身で取り入れていくことがこれから先は重要なのかなと感じました。

 

それこそ時給アップに繋がりますからね☺️

 

❓どんな人が向いているのか

さて、長々と自分の仕事について書いてしまいましたが、私自身は自分ではこの業界は向いていないと思っています。

私が思うこの業界に向いている人を箇条書きしてみますね。

 

①おおらかで優しい人

(何回も修正が入るから)

②誰とでも程よい距離感で接することができる人

(人望がある人ほどよりいろんな知識を教えてもらえます)

③精神的に強いと自負できるひと

(業界的に体育会系です。ある程度の上下関係に耐えられたり自分の業界を続けていくという強い意志がある人にはおすすめしています)

④お酒をざるのように飲める人

 

なぜなら私に当てはまるのは④だけだからです…_:(´ཀ`」 ∠):笑

 

 

さてさて今回はシビアな内容でしたが完全個人的な私見や偏見もあるかと思います。

あくまで参考にしていただきつつ、みなさんのお役に立てれば幸いです。

 

ではでは、また次回のBlogでお会いしましょう!