何もできない時は何もしなくてもいい
こんにちは。
今日は自分が何度かメンタル的につまづいた経験則をもとに少しだけ書けることを書いてみようと思います。
メンタルが弱っている時にやらなくてもいいこと。
①無理して笑顔にならなくていい。
これ、よくあるんですよね。
なんかどうにもならないくらい疲れ切っちゃってるのに、仕事場や学校での場の雰囲気を汲んで無理やり自分を取り繕ってしまうこと。
でも、ですよ?
実は周りってそんなにあなたが明るく振る舞おうが暗く振る舞おうがどうだっていいんです。
接客業やそういう仕事なら話は別ですが、休み時間やオフのタイミングで暗い顔をしていたりダンマリを決め込んでいても別に誰も気になんてしていません。
残酷な話ですが仕事場に至っては代わりの人間なら腐るほどいるんです。お金さえ払えば新しい人間を雇えるわけで、精神病になろうが、病気になろうが体裁上心配はすれど周りはどうにか代わりを見つけてどうにでもできるんですよね。
あくまで私の経験上ですが暗い顔をしてこころの底から心配してくれるのは本当にお金や権利の絡んでこない付き合いのごく一部の人たちだけです。
なんなんだよ生きるのってすごい辛いじゃん。誰もかまってくれないじゃん。
そう思うかもしれませんが、しんどい時はしんどい、かくさなくても別にいいんです。
いい意味でも悪い意味でも他人の人生ではなく少なからずあなたの人生なわけですから。
自分を助けてあげられるのは自分だけだし他人がどうこうできることなんてごく僅かです。
逆にオープンにした時に手を差し伸べてくれた人たちには感謝をして今後とも円満にお付き合いができると思いますしね。
②無理して環境から離れなくてもいい
よく、悩んでいる人に対して
『だったら逃げたらいいじゃん』『だったら仕事やめて生活保護っていう手もあるよ?』なんて言葉を投げかける人を見かけます。
これ、本気で悩んでいて苦しんでる時に言われるの、すごく嫌じゃないですか?
例えばいじめ問題。
『だったら学校行かなければいいじゃん』
そして本当に行かなくなった時、行けなくなった時の後のことを想定してみましょう。
先生や生徒の家凸、親からのプレッシャーや世間体が悪くなるなどの説教、しいては余計悪化してリスクの高い精神安定剤を飲むことになったり。
色々なトラウマを抱えて引きこもって最後には精神病棟に入院、なんてこともありうる話です。(実際に私の幼馴染がそのパターンでした)
逆に社会人の場合、生活保護を受けるとなると毎月生活保護の担当役人の訪問や生活パターンの監視なんかもついて回りますし、ローンが組めなくなったりその後の就活にも影響が出てきます。
また、仮に仕事場を離れたとしてもやめるまでの手続き、やめるまでの期間社内から言われる心に残る呪いのような言葉、実際に経験していないひとには分からないものだと思いますが他の職場に行ってもトラウマとして思い出すような言葉の数々を投げつけられて結果、適応障害になったりするリスクもあります。
さて、いくつか例をあげて話してみましたがこ〜〜〜〜〜〜んなリスク、背負うのぜ〜〜〜〜〜〜んぶアドバイスした人ではなくて悩んでいる本人なんですよね。
動いても動かなくてもしんどい状況。
だから、私はこういう人を見ると安易にアドバイスすることは辞めているんですよね。
むしろ話を聞くだけ、の状態にとどめちゃってます(笑)
なんにせよ、苦しいのを悪化させちゃう時あるじゃないですか。かといって言葉選びも難しいし。
悩んでいる人に言いたいのは、
め〜〜〜〜〜っちゃ疲れているなら、動かなくていいよ!ってこと。決断するのをお休みしましょう。
そして周りの人はすごく親身にアドバイスをしてくれると思いますが、ありがたく受け止めて決断できるくらいの精神状態が戻ってきたら、そのアドバイスに感謝して決断してみましょう。
ただ一個言えるのは社会人のみなさんには
精神病などになった場合『休職制度』っていうお休み制度があります。
【参考】https://ten-navi.com/hacks/article-326-26861
もし本当に何もかも嫌になった時はおすすめです。少し休んでみて冷静に今後のことを考える良い機会にはなりますから。
少ないですがお給料の半分くらいも毎月貰えますしね。
一応法的パワー?もあるのでうつ病で休みたい時の公的な手段の一つだと思います。
③趣味は調子がいい時に。
最後になりますが私が昔通っていたメンタルクリニックで勧められたことがあるのが『ジムで筋トレしてみたら』って話。
それすらできないくらい疲れてるんですが〜〜〜wwwwww
いやね、私もいろんな趣味、あるんですよ。
大きなところで言えば
ヨガ🧘♀️、カラオケ🎤、弾き語り🎸、クッキー作り、とかとか。
でも、当たり前ですけどほんとに調子悪い期間、ベッドから起き上がるのもしんどい時とか夜涙が止まらなくなる時とかにはもうそれどころじゃないんですよね。
悪霊が取り憑いてるんじゃないか?ってくらい体が重たいんです。
それと晴れていても、
『うわ、晴れてる、みんな外に出て楽しそうなのになんで私は何もできないんだろう、ダメな人間だな』とか、
仕事場でも
『なんでみんなあんなに楽しそうに仕事できるんだろう、またあの子は怒られてる、私なら耐えられないな、あ、またあの人私の悪口言ってるのかな、なんであの人苦しそうなのに誰も手を差し伸べないんだろう、なんであの人は私にこんな嫌味しかいってこないんだろう』
とか
家事をしていても
『なんで私はうまく洗い物ができないんだろう、なんで私はうまく掃除ができない人間だんだろう、なんでできないことばっかりなのなんで、ほんと女として価値がないゴミだな』
とか・・・・
本当に鬱がひどい時はこんな思考回路なんですよね。
そして鬱っぽい音楽を聴きまくってさらに鬱になる。
無限ループなんです。
そんな時に何をしたって楽しいわけがない。
だから、何もできない日は何もしなくていいんです。
そういう日だって生きていれば必要なことだから。
で、調子がいいひに思いっきり楽しみましょう。
その日のための準電だと思って過ごしましょう。
あなたは何も悪くないし、そしてなによりその人の周りにいる人たちも何も悪くないんです。
ゆっくりゆっくり心が回復してきたら相手の優しさにも気づけたりお互いのいいところに立って気づけます。
疲れた時はゆっくり休みましょう。
生きていれば可能性はたくさんあります。